7/12 事故を風化させないために

 1985(昭和60)年8月12日午後6時56分頃、羽田空港を離陸した飛行機が群馬県多野郡上野村の山中(通称御巣鷹の尾根)に墜落しました。いわゆる「日航機墜落事故」と呼ばれる大事故で、乗員乗客524人のうち520人が亡くなりました。今日は職員研修として、上野村にある日航機墜落事故の追悼施設「慰霊の園」で上野村の職員の方に日航機墜落事故と上野村民による捜索活動について解説していただきました。上野村で勤務をする教職員として、日航機墜落事故と上野村の関わりについて知っておかなければならないと考えたからです。 慰霊の園にある展示室には遺品が展示してあり、午後6時56分で止まった腕時計やとても小さな子供用のサンダルがありました。当時事故に遭われた方の無念さを考えたら、涙が止まりませんでした。30年以上前に起こった事故ですが、風化させないためにどんなことができるか考えていきたいです。(養田)